塩加減で決まる!口に入れた瞬間から違う美味しい野菜炒めの作り方

簡単に手軽につくれるお料理として、ぱっと思い浮かぶのが野菜炒め。

冷蔵庫の中にあるものを刻んで炒めるだけの簡単な料理ですね。

 

しかいいざ作ってみると、塩を入れすぎて塩辛くなったり、水っぽくなったりと意外と難しいもの。

 

そこで今回は、野菜炒めをいつもよりワンランク上に仕上げるコツをご紹介します。

 

ポイント1 火加減

炒めものをするとき、いきなり強火から炒めていませんか?

実は家庭用のコンロの火は思っているより強いもの。

油断すると中に火が通る前に表面だけ焦げてしまいます。

実際家庭で炒めものをするときの火加減はこれくらいで十分です。

 

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ちょうどフライパンに火があたるかあたらないかくらいですね。

また、肉と野菜を炒めるときもあらかじめフライパンを温めることはありません。

冷たいフライパンに食材を投入してから、火を点けます。

この状態で5分~7分ほど、あまりいじらずに肉と野菜を炒めていきます。

 
ポイント2 塩加減

次に塩の量ですが、分量×0.008%が基準と言われています。

今回は炒めた後、一度取り出して重量を量ったところちょうど300グラムでした。ここからさらに水分が飛ぶことを計算して、

 

300グラム×0.9×0.08=2.16グラム⇒2グラム(四捨五入)

 

を塩の量としました。

 

量り終えた野菜と肉をフライパンに戻し酒大匙半分を中央に入れアルコールを飛ばし、塩を全体にふりかけ、最後に醤油とゴマ油で味を調えて完成です。

 

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出来たのがこちら。野菜に程よく水分がのこりシャキシャキです。

一口目が舌に触れた瞬間に、程よい塩加減なのがわかります。

 

火加減と塩加減一つで、料理は劇的に変わります。

ワンランク上の料理を作りたいと思ったら、火加減と塩加減から見直してみてはいかがでしょうか。